沖縄の離島、伊江島から鳥取へと渡り、日本一を目指して日々稽古に励む高校生・島袋心海さんの奮闘記をご紹介します。
女子相撲にかける決意
島袋心海さんは鳥取城北高校の2年生で、沖縄県伊江島出身です。「日本一になりたい」という強い目標を胸に、親元を離れ鳥取にやってきました。
高校1年生の10月に出場した「全日本女子相撲選手権大会」では準優勝し、”初代わんぱく横綱”としての喜びを再び味わうことを目指しています。
彼女の強みは、相手をまっすぐ押す「押し相撲」です。
家族の支え
兄の影響で小学2年生から相撲を始めた島袋さん。家族からの手紙や写真が彼女の大きな支えとなっています。
特に、母親からの「チバリヨー(頑張れ)」という沖縄の方言が書かれた手紙が、彼女にとっての心の支えです。
稽古の日々
高校2年生になり、最初の全国大会が近づく中、足の運びや腕の使い方などを入念に確認する稽古が続きます。
彼女は、大会での経験を次へのステップとし、さらに高みを目指して努力を続けています。
大会の結果
「国際女子相撲選抜堺大会」では個人戦で3位に輝き、団体戦では大将としてチームを決勝まで導くも、惜しくも日本一には届きませんでした。
それでも、彼女は「次の大会で絶対優勝して恩返しする」と涙ながらに決意を新たにしています。
Leave A Comment